その背景

おみふです!今回は、わたしがなぜこんなにマイナス思考、自己肯定感が低い人なのか?という話です。

マイナス思考は生まれつきの性格なんかじゃ絶対なくて、人それぞれなにかきっときっかけがありますよね。

おみふは理由の一つに、家庭環境がありました。

父子家庭育ち

3歳のころ両親が離婚し、兄とわたしはお父さんに引き取られ育ちました。

お父さんのしつけはいつも頭ごなし。

げんこつ、感情的に怒鳴られるは日常茶飯事。 ときには夜に外に引きずり出されてカギを閉められたり車から降ろされて一旦置いてかれたり・・・(さすがに戻ってくる)

なにか言えば怒られる。なにか欲しいと言えば、嫌な顔をされる。習い事や挑戦したいことも、全部「ダメ」の一点張り。

大人になった今だからこそお父さんは余裕がなかったんだなとわかるけど、当時こどもだったわたしはどんどん気持ちが閉ざされていきました

一番ショックが大きかったのは、10歳の誕生日。

ケーキもプレゼントもない・・・それどころか「おめでとう」の言葉もない。

私の誕生日だよ!なんてこと言えず、隠れて大泣きしました。(その年からわたしの誕生日が祝われることはなくなった・・・)

その日から自分が生きている意味を深く考えるようになって「消えたい。生まれ変わりたい。」と思うようになっていきました。

番外編

釣りやスキーに連れてってもらったり、おたまじゃくしの卵やザリガニやカブトムシを一緒に採って育てたり、たき火で芋や栗を焼いたり。

こんな経験がたくさんできたのは父子家庭の特権だったなあと思います。

食事はほぼ毎日スーパーお惣菜か弁当だったけど、たま~に一ハンバーグや厚焼き玉子を一緒に作ったり。

なにかを買ってもらったとか贅沢な外食なんかよりも、お父さんが全力で向き合ってくれたときの思い出の方が鮮明に残っています。

どんなに怒られても嫌いになったことはなくて、ずっと感謝しています。

何かあるたびに友達と比べることがクセになっていました。

だけど、だからこそ。

父を苦しめる自分の存在を責めていました。

学生時代

小学生になると、自分が”みんなと違う”ことが目立つようになり恥ずかしさを感じるようになりました。

授業参観、みんなはお母さんが来る中、自分だけお父さん

遠足、みんなは手作りのお弁当だけど自分はコンビニ弁当

運動会のお昼休憩、お母さんがいないことをみんなに知られるのが恥ずかしい…

比べて、落ち込んで、自信をなくす…そんな繰り返しでマイナス思考のわたしが完成。

お父さんの顔色ばかりうかがった生活をしていた甲斐あり、相手がなにを考えているかを読み取るチカラは研ぎ澄まされていたので友達には恵まれました。笑

でもここで問題が発生

仲良くなって自分の素が出そうになると急に怖くなって、壁を作って仲良くなりすぎないようにしてしまう

誰かと関われば関わるほどそんな自分が大嫌いになっていきました。

社会人になっても…

小学4年生からずっと将来の夢だった美容師。

国家試験に合格し、晴れて美容師になって夢いっぱいだったわたしですが…またここで問題が発生。

勉強会で先輩に見られているとうまく体が動かない…

施術のときにお客さんが鏡をじっと見ていると、自分にやられるのが心配なのかなぁと気になって思うようにできない、会話ができない…

結局の理由は手荒れと移動先の店長と相性が合わなくてでしたが、日頃のそんな自分にも耐えられず美容師は辞めてしまいました。

今は認知症介護者の介護をする介護福祉士になりました。(わたしにはとても合ってます)

美容師を辞めた後に人と関わらない仕事を一時探しましたがどれもピンと来ず…。

誰かのためになにかをすることは好きなのに、自分に自信がないせいでうまく発揮できずに諦めてしまったのは今でも少し悔いが残ります。


今日はここまで!

みんなはどんな背景があるのかな…?気になります!

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